2009年04月07日

Cape Epic Photo Gallery

2008年10月27日

JCF J2 shuzenji

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レース名:JCF J2修善寺大会
場所: 静岡県サイクルスポーツセンター特設コース
WEB: http://homepage2.nifty.com/randi/event_index.html
開催日:2008/10/26
天候:雨のち曇り
使用機材:
バイク    SPECIALIZED 2009 S-works Epic Carbon Test Bike
ホイール   ROVAL CONTROL SL 2009 
サドル    PHENOM    
タイヤ    前: Control Captain 2.0 
       後: S-Works Captain 2.0 
       前後 2.0気圧 
アイウエアー adidas supernova LST Silver Light
シューズ   pealizumi Attack MTB
ペダル    crankbrothers eggbeater 2ti+ti short spindle
HRM    polar S725X
サプリメント      レース30分前ドリンクVAAM Charge
            レース前カロリー摂取 power gel
レース終了直後 GOLD’S GYM グルタミンパウダー
        GOLD’S GYM BCAA&アルギニンパウダー
マッサージオイル Sports Balm  イエロー3+シャモアクリーム
コンディショニング http://www.joe39.net/
結果 優勝 

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内容
結果はトップライバル選手が不在で若手、中堅選手とのレースとなり優勝、今年の最終MTBレースをまずまずしっかりと走りきれて、ホッとした、というのが正直な感想だ。
今年はいろいろとトラブル、不調のレースが続いたので、最後は、スムーズに、楽しく走れて良かった。
前日のコーストレーニングでは、その前の雨の影響が心配されたが、回復が良く、一部すべるものの割と走りやすい。天気予報では当日も晴れる、とのことなので心配していなかたが・・・
当日朝には雨は降り始め、一時は強く降ってしまう。スポーツクラスの頃にはバイクに泥も付着して、選手のウエアも汚れが目立ち、そして、走り終わって、滑るよ、コースが掘れて荒れてきたよ、と聞かれるほど。
しかし、幸いにもエキスパートクラスの時には、雨も上がり、時折薄日も差してきた。コースの回復はしないまでも、今以上の悪化は避けられた。
タイヤはオールラウンドで、トレイルライドに最適なキャプテンを装着。このコースはシングルトラックが多用されているので相性が良い。
バイクは2009S-WORKS EPIC、最高の機材を使えるので、最初から有利なのは間違いない。ちなみに、シーズン後半で自分が実戦で使用していたのは、ディーラーさんとかに貸し出す試乗用テストバイクだったので、11月のサイクルモードや各種試乗会で、実際にノロことが出来ると思うので、要チェック!
さて、レースは、8周回予定が7周回に減ってのスタート、結果的に2時間11分としっかりレースタイムを走りきる設定になっていた。ちなみに最終走者は2時間42分!走っている!
路面状況が分からないので、1周目は試走という感じで、焦らずにスタート。とはいえ、サーキットオンロードからシングルトラックに突入するので、前の位置をキープしておくことは必須だ。5番手に位置して前を伺う。すぐに前のペースが落ちてきたいので、自然と1人、2人抜いていき、登りで先頭に立った。そこからはゴールまで一人旅。程よいレースペースで走っていく。後続との差はドンドン開いていくようだが、2位の平野星矢は、さすがシリーズでも5位にもなるトップテンライダーなので、一定間隔で粘っている。2周目の30秒差から、毎周回10秒程度の遅れに留まり、5周目でも50秒差ぐらいだった。そして5周目で1時間半を越え、7周走ると、2時間は越えるな、と思うと、長い、ツライ、っと感じてしまう。そして、キャンバー斜面に根が張っているパートで、後輪が大きくすべり転倒、尻餅をついてしまう。そこから立て直して走り出すが、このロスで、後続との差が詰まったようだ。イカン、集中、集中と、ファイナルラップまでしっかりと走ると、差を広げて余裕が出てきた。エピックのライディングを楽しむように、下りのストレートで、ギャップをフワッフワッっとこなし、走りを堪能してゴールをすることが出来た。

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昨年同様、最終公認大会だったので、各クラスで昇格、降格、当落線上の選手達のなかで、熱いドラマがあったようだ。自分のトレイル仲間も、そこで熱心に頑張っていた。それを見るにつけ、人の頑張りは見る人にパワーを与えるのだな、と自分もパワーをもらって再認識した。これからも熱いライダーと共に、走り続けたいものだ!

2008年10月22日

JCF Japan Series Sena XCO Final

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レース名:JCF Japan Series Sena XCO Final
場所: 石川県白山瀬女高原スキー場特設コース
WEB: http://www.besports.co.jp/mtb.html
開催日:2008/10/19
天候:晴れ 
使用機材:
バイク    SPECIALIZED 2009 S-works Epic Carbon Test Bike
ホイール   ROVAL CONTROL SL 2009 
サドル    PHENOM    
タイヤ    前: S-Works Fast Trak 2.0 
       後: S-Works Fast Trak 2.0 ノブカット
       前後 2.0気圧 
アイウエアー adidas supernova LST Silver Light
シューズ   pealizumi Attack MTB
ペダル    crankbrothers eggbeater 2ti+ti shrot spindle
HRM    polar S725X
サプリメント      レース30分前ドリンクVAAM Charge
            レース前カロリー摂取 power gel
レース終了直後 GOLD’S GYM グルタミンパウダー
        GOLD’S GYM BCAA&アルギニンパウダー
マッサージオイル Sports Balm  イエロー3+シャモアクリーム
コンディショニング http://www.joe39.net/
結果 3位 

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©:Joko

内容
いよいよ今年のJシリーズも最終戦を迎えた。いろいろな思いがよぎるが、まずはシンプルに、レースに集中した、レースでしか味わえないスリルを楽しみ、そしてレースの勝利にむけ自分を高めるように。
先週のJ2レースで自分のコンディション、周りのコンディションを見て取り、自分と辻浦選手の接戦になるだろうと予測していた。かれはスピードのキレ、巧みなテクニックを元来有していたが、安定したペース、そしてタフなメンタルをしっかりと獲得した今、隙のない間違いなく日本トップの選手だ。その彼に勝つには、彼の持ちペースよりも僅かに速く走り続けることでアドバンテージを得るしかないと思っていた。
しかし、コーストレーニングのときにドロップオフ後の下りで前輪が取られたときに手首を捻挫してしまい、それがダメージとして残ってしまった。その後のコーストレーニングでハンドル操作、ブレーキ操作に不安定な感じがあり、対策として、徹底したアイシングの後、レース前にはジョーさんに筋の緊張の緩和とテーピングによる補強処置をしてもらってのスタートとなった。
スタートダッシュ後、最初の登坂では、いつものようにスピードのキレあるものの序列に従って、位置決めがされていく。自分は8~10番前後であろうか。途中、先頭数名と差が開いていくのを感じ、差を詰めていく。そして段差の連続するシングルトラックを下りきるとはやくも先頭と十数秒開き始めている。まだ、大丈夫、しかし、早めに詰めなければ、と前のライダーをポイントポイントで追い越していく。

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そしてコース折り返しに位置する、ドロップオフ。ここを下っていくと、前輪を通すラインがえぐれていて、そこで右手首の保持力が足りずに姿勢を崩して転倒してしまった。このとき右下腕~肘を強打してしまう。とっさに起き上がり、僅かなタイムロスで復帰するが、痺れを感じて感覚が鈍い。ぶつけたショックだろうからすぐに回復すると信じて、追い抜き返していき、ポジションを上げていく。2周目には、レースの大勢が決まり始めていた。やはり辻浦が速い!先頭20秒の差を作りだしていて、その走りは無理のない安定したものに見えた。まずい、追いつかなければと、登坂で積極的にペースを作りだし2位に浮上、トップを追う。そして下りパート、右手の操作感覚が戻らなくブレーキコントロールが正確に出来ない、ハンドルホールドも甘い・・・しかし、ニューエピックのサスペンションに助けられ僅かな荷重コントロールでギャップを走ることができた、これならまだイケル!と思い、前に追いつくことだけに集中して痛みも忘れるようにした。

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そして自分の背後には、全日本チャンピオンで北京オリンピック代表の山本幸平選手がピッタリとマークしている。オリンピック後のピークアウトした状態から徐々に復調しつつあることからかなり走れると予想していた一人だ。
レースの展開とか、相手が誰とか、関係なく、このサイドバイサイドの走り、レースでの緊張感というのはとてもエキサイティングだ。その瞬間、瞬間に大きな悦びを感じる。

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だが、下りパートでは明らかにコントロールできていない自分だったので「前に言って良いよ」と話しかけると、「自分もイッパイイッパイすよ」と返ってきた。
そして案の定、また転倒してしまった。今度は、痺れではなく、痛かった・・・このとき幸平が先行していくが、その差は思っているよりも早くに縮まった。

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む~今日はこのまま進行してしまいそうだ、との焦燥に駆られるが、とにかく現状出来る限りのペースをキープすることに集中する。それでも、トップとの差はラップを重ねるごとに10秒毎で伸びていき、ラストラップに入るときには1分を越えた、さすが速かった。

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そのラストラップの登坂では幸平も満を持してアタック、飛び出していく。これには反応する術はなかった...

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もはや下りで転ばぬように走りきることが精一杯だったが、最小限の荷重移動でギャップを走破、そして力の入らぬ右手でも走れる安定性をもたらしてくれたニューエピックに助けられた。疲れた状態でもゴールまで軽く進んでくれる、レースバイクとしてはどのレベルのライダーにも恩恵をもたらせてくれることを、身をもって体感した。本当は勝利で性能をアピールしたかったのだが(苦笑

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ともあれ、今日のベスト3は日本の現状最高のベスト3であり、トップはどこまでも安定感があり、2位の勢いもまた本物だ。そして3番手の自分が上位2名に勝つためには・・・
来年、必ずやり遂げるために、最高の準備を始めよう!!!


2008年10月14日

JCF J2 Hakodateyama

レース名:JCF J2 箱館山大会
場所: 滋賀県高島市箱館山スキー場特設コース
WEB:http://wakitasoft.com/Timing/Results/2008/20081012/Result01.pdf
開催日:2008/10/12
天候:曇りのち晴れ
使用機材:
バイク    SPECIALIZED 2009 S-works Epic Carbon TEST BIKE
ホイール   ROVAL CONTROL SL 2009 
サドル    PHENOM   
タイヤ    前:S-Woks Fast Trak LK 2.0
       後:S-Woks Fast Trak LK 2.0 ノブカット
       前後 2.0気圧 
アイウエアー adidas supernova LST Silver Light
シューズ   pealizumi Attack MTB
ペダル    crankbrothers eggbeater 2ti+ti shrot spindle
HRM    polar S725X
サプリメント      レース30分前ドリンクVAAM 
            レース前カロリー摂取 power gel
レース終了直後 GOLD`S GYM グルタミンパウダー
       GOLD`S GYM BCAA・アルギニンパウダー
マッサージオイル Sports Balm  イエロー2+シャモアクリーム
結果 2位 

内容
8月以来久々となるXCOレース。コンディションを崩してから、休養の後、9月は復調に向けてのトレーニングを計画的にこなしてきた。
そのトレーニングの成果、現在のコンディションを把握することを主目的とし、レースであるから、“勝ち”も意識しつつ、そして、全く新しく生まれ変わった世界チャンピオンバイク”2009 S-Works Epic Carbon”のテストライドをインプレのためにレースで実際に行ってみる、ということも目的とした。
J2大会とはいえ、参加選手は、上位は数名の欠員のみで、ほぼ顔を揃えていた。やはりレースまでに期間が開いているから、皆同じことを考えていた。
レースはスタートから、ダッシュをかけていくのは小野寺選手達トレック勢だったが、あえなく失速。その後はやはり、アンカー辻浦選手が単独先頭に立ち、良いペースをキープする。自分は、コンディション把握のために冷静にペースを上げていき、スタートの遅れをすぐに埋めて、追いついていく。途中北京オリンピック代表の幸平選手が追い抜いていくが、スピードの伸びがなく、下りパートで追い抜き先行する。アテネ終了後、自分も感じたが、心身ともに極度の緊張と追い込みにより、想像以上の負担がかかっていて、そこから完全に回復するには時間がかかるが、彼は十分な余裕を持って今後のプランをしていけば、必ず大幅な伸びがある。今はレースを楽しむスタンスのようだし、心配は要らないか、実際にコンディション悪くてもそれなりにはしれているのはサスガだ。
2周目からは最後まで辻浦選手とランデブー。途中幾度か、ペースの上げ下げがあったかが、終始安定した良いペースで走り、最後、ちょっとのアタックについていけず、12秒差の2位でのゴールとなった。
自分のコンディションは、想定範囲に仕上がってきていて、来週Jシリーズ最終戦は“勝ち”を主目的として走れることが確認できた。そして、勝てなかったことから、悔しさも滲んでいることも確認できて、一安心。自身のパフォーマンスの向上と悔しさが、レースに立ち向かう大きなモチベーションなのだから。悔しいという感情を失ったときには、レースを引退するときだろう。
そして、一番の大きな収穫が、ニューエピックだ。このバイクは、楽しい!レースを楽しくしてくれるバイクだ。レース中の身体の、気持ちの苦しさよりも、バイクを速く走らせることの楽しさを強く感じさせてくれるのだ。ギャップを、コーナーを、最速ラインでトレースする、登返しをハイスピードで駆け上がる、激坂も軽やかなペダリングピッチで登りきる、そんなスピーディーなライディングに集中できて、苦しさを忘れ、ハイスピードに酔うことが出来たのだ。
来週のJシリーズ最終戦もニューエピックで走る!
最高に良いレースが出来るだろう、そして勝ちたい!!

2008年08月11日

World Cup#7

レース名:Nissan UCI Mountain Bike World Cup#7
場所:Bromont,Canada
WEB:http://www.uci.com
開催日:, Aug 3 2008
天候:雨
使用機材:バイク    SPECIALIZED 2008 S-works Epic Carbon
     タイヤ    前:S-Woks Strom 2.0
            後:S-Woks Strom 1.8
            前後 2.0気圧 
アイウエアー adidas supernova L クリアーレンズ
シューズ   pealizumi Attack MTB
ペダル    crankbrothers eggbeater 2ti+ti shrot spindle
ブレーキ   MAGURA MALTA SL
Fサス    MAGURA MD100R
HRM    polar S725X
サプリメント レース2時間前補食      powerbar
       レース30分前ドリンク    VAAMチャージ
       レース15分前+レース中カロリー power gel
レース終了直後 GOLD’S GYM グルタミンパウダー
        GOLD’S GYM BCAA&アルギニンパウダー
マッサージオイル Sports Balm  イエロー2+シャモアクリーム
結果 47位
内容:
先週からのワールドカップ連戦、このレースウィークは事前のトレーニングも技術的な要素をメインにして調整して過ごした。体調の回復がマストであるからだが、加えて、コースが今までの経験の中でも最高の難度なのだ。レースやトレイルで、難易度の高いセクションや、急勾配の激坂、これをすべてつなげたようなコースなのだ。そのうえ、毎日降り続く雨のために、コースはマッド!マッド!!マッド!!!
上りは路面の良いジープロードなので、影響は軽微だが、その斜度がいずれも凄い!ハマーで無ければ登れないような直登と、富士見パノラマDHのBコースを逆走するような登り(実際に常設トレイルの逆走なのだ)のコンボ。それを繋ぐ区間は田植え前の水を入れて耕したばかりの田んぼの状態。そこから続くシングルトラックは基本的にキャンバー、山の斜面を横移動していきつつ、非常に小刻みなアップダウンがあるので、上下、左右に、いつでも、どこでもスリップしてしまうので、普通に走るだけでも技術をようする。そして、ここはカナダ。フリーライドフィルムでよく見るような、みずみずしい木々の緑のなかに、黒く湿った土、そしてそこに存在を主張する濡れた大岩や木の根、そう、そんなトレイルがそのままコースに使われているのだ!まあ、ドライならば速く走るのが難しい、ということなのだが、今回はマッド。レイン、レイン、レイン、岩や根は容赦なく摩擦を失い、いともたやすくロスとグリップ、スリップしてしまうのだ。走ることが、乗ることが難しい!そんな区間が延々と続くのだ。
このコースゆえ、トレーニングはこのシビアセクションの攻略に時間を割いた。しかし、レース当日はその成果を無残にも打ち砕く事実が待っていた・・・
朝から降り続ける雨により、女子のレース後のコースはさらに悪化していることは容易に想像ができたので、迷わずタイヤは最高のマッド性能、走破性を誇るストームをチョイス。普段は多少のレインコンディションでも、ドライタイヤ!やオールコンディションで走りきってしまう、SPECIALIZED Factory Teamのライダーも迷わずこのストームに決定。フロントは2.0という太目をチョイスすることで、安定したハンドリングを確保、コーナーリングのサイドグリップはもとより、抜群の直進安定性を得られ、リアは1.8と細目をチョイス、これにより、圧のかかる最高のトラクションと、それでもペダリング抵抗を抑えるという高バランスな組み合わせだ。
そして迎えたレースのスタート。マッドで乗車が完全に出来なくなったゲレンデパートをカットして短くなった4.6kmのコースを、6周回。27.6kmという極めて稀な距離設定のレース、この距離の短さは、まさしくレースの厳しさ、コースのシビアなコンディションを端的に示しているのだ。
一瞬降り止んだ雨の間隙を縫って、レースは始まった。
ペダルをはめ、漕ぎ出す。しかし、前の選手がちょうどクロスして接触、道を塞がれてしまう。スタートダッシュからとり残されてしまい、遅れを取り戻すべく直登を必死をダッシュする。体調は問題ない、追いつくが、みな必死のため前には出れない、最後尾だ。僅かな合間を縫って、こつこつと抜き始めていく。クライミングを終え、マッド区間は想像を超える悪化が進んでいた。縦溝は縦穴へと変化していて、バイクを容赦なくストップさせるブービートラップとなる。どこのラインが通れるのか、一瞬の判断、運任せだ。そしてシビアシングルトラック。世界中のトップライダーがコントロールを失い、押す、走る、押す、走る。自分もまけずに、押す、走る!ここからポジションを上げ続けて、スタートの最後尾を挽回、30番台まで戻すことができた。しかし、コースは酷い。試走でブンブン走っていた、Kona Factoryのライダーたちも四苦八苦だ。くわえて、GaryFisherのSamもタイヤで苦労しているのか、ペースがあがらず、今回もUSパックが出来た。乗って、押して、走って、を繰り返して、コースを消化する。2周目には混乱も収まり、この区間もだいぶ乗れるようになる。しかし、一瞬でもハンドリングを、トラクションコントロールを誤れば、いつでも、どこでも、バイクは方向を失い、“ハイク”となってしまう。
3周目このまま押し切りたい、とハードなクライミングも、ここ数回しっかりと走れなかったレースの分も、自分をプッシュし続ける。マッドでグリップが良いな、と思って走っていて、今度は硬い路面に差し掛かったときに、それは、パンクによるものだと気がついた。スローパンクだ。徐々に、空気が甘くなる。シーランとが入っているので、塞がる事を期待しつつ、走り続ける。しかし、リアタイヤの感触はどんどんと頼りなくなる。だましだまし乗って、押して、走って、フィードにたどり着く。テックサポートで空気を充填してもらうが、空気の漏れは止まらない。ニュートラルホイールに交換してもらい、数分をロスしたがレースを再開。助かった、という思いもつかの間、シビア区間では、まったくトラクションが得られない。装着されたタイヤは細かなローノブのドライ~オールコンディション系のタイヤだったのだ・・・
これにより、ロングクライム以外のほとんど区間が乗車不能になるる、そして、ランニング大会が始まった。止めるわけにはいかない、諦めるわけにはいかない、レースで起こったことはすべてレースのうち、最後まで走るのみ、だ。Ride,Run,Run,Run,Ride,Run,Run…可能な限りを試みるが、2周回を残してラップアウトでレースを終えた。
今年は本当に結果が出せない、何故か。トレーニングは上手くいっているか、準備は足りているか、集中しているか、自問自答してみる。
焦り、残された時間の中でどこまで上がれるか、焦っているのだろう、そこから、トラブルを引き寄せてはいないか。たしかに不運もあるだろうが、昨年はそうではなかった。今年は、焦り、を感じる、昨年と比べて。ここで、一度落ち着こう。
レース後、トラブルを抱えながら走り続けたことを、一緒に走った選手が、観客が称えてくれた。そして、シマノUSAのスタッフが、ワールドカップサーキットのなかで自分が“OLDEST RIDER”であり走り続けることを賞賛してくれた。彼と同じ年齢で挑戦する姿勢は素晴らしい、と。
レースは一位を決めるもの。Winnneror Looser、勝者と敗者を分けるものだ。しかし、自分に打ち克つ、、年齢に打ち克つ、環境に打ち克つ、ことも、克つ=勝つ、ことでもあるはず。
落ち着き、“克己”を取り戻そう。

World Cup#6

レース名:Nissan UCI Mountain Bike World Cup
場所:Mont-Sainte-Anne,Canada
WEB:http://www.uci.com
http://www.velirium.com/
開催日:, Jun 27 2008
天候:晴れ
使用機材:バイク    SPECIALIZED 2008 S-works Epic Carbon
     タイヤ    前:S-Woks Sauser Wind 2.0 Prototype
            後:S-Woks Sauser Wind 1.8 (逆ローテーション)
            前後 2.0気圧 
アイウエアー adidas supernova L LST Light
シューズ   pealizumi Attack MTB
ペダル    crankbrothers eggbeater 2ti+ti shrot spindle
ブレーキ   MAGURA MALTA SL
Fサス    MAGURA MD100R
HRM    polar S725X
サプリメント レース2時間前補食      powerbar
       レース30分前ドリンク    VAAMチャージ
       レース15分前+レース中カロリー power gel
レース終了直後 GOLD’S GYM グルタミンパウダー
        GOLD’S GYM BCAA&アルギニンパウダー
マッサージオイル Sports Balm  イエロー1+シャモアクリーム
結果 50位
内容:
前週、熱中症でダウンしてしまった全日本から、中5日で迎えたカナダのワールドカップ連戦の第一弾。昨年も走ったが、初参加であり、時差の影響の大きさを強く感じたレースだった。今回も、タイトスケジュールゆえ、時差およびダメージからの回復途上という感は否めなかった。
レースそのものの準備は、世界チャンピオンを有するSPECIALIZEDファクトリーチームの強力なバックアップによって、スムーズに完了できた。
いつもは面食らうほどの高速スタートも、今回はオリンピック前ということで、各自の調整スケジュールにのっとって参加をキャンセルしたヨーロッパ系トップ選手がわりといたこともあり、わりとマイルド。集団の位置をキープしたままジープロードのクライミングへ。そこで抜きつぬかれつをこなしながら、ポジションをキープする。概ね30位くらいか。良い位置だ。
そこから、シングルトラックへ。連日降り続いた雨の影響が残り、そこはぬたぬたのマッド、水溜りの多いコンディションだ。このコースは、前週にカナダ選手権が開催されていて、また、2010年には世界選手権が開催されるので、より難しく、ハードに改修が続けられている。岩、木の根、が張り巡らされたとてもテクニカルなセクションが多い。そして、今回はマッドということもあり、おしあいへしあいで、前を急ぐ争いを繰り広げる。ほどなく、コースも中ほどまでにすすむと、それぞれのポジションが決まりだし、基本一列棒状ながらも、いくつかの小集団に分かれ始める。
自分の位置する集団は、30~35位くらいのUSトップ選手たちのパックだ。春のUS遠征で一緒に走れていることもあり、このペースの維持は比較的安定して出来た。
そのまま、1周目終了、2周目も、それほどのきつさを感じることなく、走りきったのだが・・・
迎えた3周目、ペースは変わらないのだが、呼吸が荒く、心拍も高くなっていく。頭もクラクラして、視界もチカチカしてくる。この感じは、全日本と極めて似ている。汗もジットリだ。時差ボケの影響もあるだろう、昨年もこのレース、同じ渡航リズムで、時差ボケの体調不良に悩まされたことから、先週のダメージと時差ボケのダブルパンチに見舞われたのだろう。ただ、意識はしっかりしているので、このコンディションの中で走り続けられるようなペースにコントロールしてレースを続行する。
当然、ペースダウンを余儀なくされ、USパックから遅れてしまう。4周目は体の負担を減らしつつ、うまくペダリングのリズムを保つことで、のぼりのペースを維持して、シングルトラックは深長にトレースをすることにして、ペースの落ちこみを最小限に勤めるが、それでも5周目には、目も開けていることが辛くなる。諦めたくは無い、でも、ここはカナダ、倒れられない、と思いながら走り続けるが、どんどん抜かれていき、最後は-1ラップでアウトとなった。
レース後、ワールドチームのマッサーや、カナダのスタッフと話しをしたが、ダメージは1週間では完全にはもどらないと指摘された。その上、ワールドカップはその名の通り世界頂点レベル。誤魔化しはきかない。
次のレースは1週間後、ブロモントに場所を移してのワールドカップ。時差ボケの解消と、体調の回復というコンディションアップが急務だ。適切な休養をとりつつ、集中して臨みたい。

2008年06月25日

2008 UCI MTB World Championship

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©yasushiadachi.com

レース名: UCI MTB World Championship 
場所:Val Di Sole, ITA
WEB:http://www.uci.com
開催日:, Jun 22 2008
天候:晴れ
使用機材:バイク    SPECIALIZED 2008 S-works Epic Carbon
     タイヤ    前:S-Woks FastTrak LK
            後:S-Woks FastTrak LK (センターノブカット仕様)
            前後 2.0気圧 
アイウエアー adidas supernova L LST Light
シューズ   pealizumi Juice M2
ペダル    crankbrothers eggbeater 2ti+ti shrot spindle
ブレーキ   MAGURA MALTA SL
Fサス    MAGURA MD100R
HRM    polar S725X
サプリメント レース2時間前補食      powerbar
       レース30分前ドリンク    VAAMチャージ
       レース15分前+レース中カロリー power gel
レース終了直後 GOLD’S GYM グルタミンパウダー
        GOLD’S GYM BCAA&アルギニンパウダー
マッサージオイル Sports Balm  イエロー3+イエロー+クーリングローション
コンディショニング http://www.joe39.net/

結果 52位

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©yasushiadachi.com

内容:
今年も世界選手権を迎えた。世界チャンピオンを決める大会だが、自分には程遠い中で、どれだけ近づけるか?世界での位置は?確認するための大事なレースだ。
去年は56位、トップとのタイム差は12分弱。これをどれだけ縮めていけるのか?
結果は-1ラップ・・・順位は52位、タイム差はラップアウトのため、ゴールタイムでは比べられないので、アナリシス(レースタイム解析)でわかる途中タイムでは優勝者、世界チャンピオン Specializedのクリストフ・サウザーの1:23:55から遅れること1:35:45、12分の差がついてしまっている。しかし、2位の選手とは10分差、3位の選手とは8分差、と新世界チャンピオンのサウザーがずば抜けて速過ぎた結果であったともいえる。北京オリンピックの金メダル大本命のサウザーのパフォーマンスの伸びは素晴らしい、圧倒的だ。
では、自分のパフォーマンスはどうだったのであろうか。
スタートでは、厚く乾いて埃っぽい状況下の、爆発的なスタートダッシュについていこうと必死になるあまり、コンタクトレンズが乾いて脱落しそうになり、ペースダウンを余儀なくされてしまった。だが、もしそうでなくても、やはり世界選手権とワールドカップのスタートダッシュはすさまじく、対応できているとは言えない。ジャパンシリーズはもとより、春のUSAレースではスタートに十分対応できていたが、ワールドではその加速は2レベルくらい高い。その最高速度に対応できていない。自分は最大パワーが低いというウィークポイントの改善が必要だ。
その後、3箇所に現れる勾配の急なクライミングでは、順位なりのパワーで走っていけるが、ここから順位を上げていくには、トルクのアップが必要であり、かつ、体重を絞ってパワーウエイトレシオを上げて、スピードを上げなければならない。
下りパートはそれなりにこなせているが、トップ選手は巧みなスライドコントロールも状況に応じて使いこなせるなどそのスキルのレンジの広さには到底及ばない。USAで苦しめられた砂路面でのハイスピードに対応できるような細かな加重抜重による非常に繊細なスキッドコントロール、というテクニックを身につける必要がある。
あと、機材的な要素にも及ぶが、自分の脚力、スピードレンジにあったギア比のチョイス、とくにフロントギアの構成が重要だ。ワールドのかなりの選手が、いまや2x9、フロントギアはダブルになり、インナーはついていない。そして、そのギア歯数も、各自のペダリングパワー、ケイデンス、トルク特性に応じた最適なものをチョイスしている。標準的なギア歯数はアウター44T、ミドル32T(インナーは22T)、2x9では、アウターは42Tか40T、ミドル(2枚だからインナーか)は26~30Tとなっているので、標準的なギア比よりもフロントギアは小さく出来ている。これでフロント変速を減らし、スピードロスを減らすとともに、各人、コースに合った選択をしているのだ。つまり、今の自分のギア比では多くのトップ選手よりも重いギアを使っていることになってしまうのだ。
しかし、適応できている要素もあった。ワールドクラスレースでの追い込みだ。集中力はスタートからゴールまで高く保つことが出来た。レース中の平均心拍数はJ1箱館山では168bpmなど概ねJでは165~170bpmで推移、しかしこのレースでは179bpmだった。これは高い集中力により、自分を追い込みつつ続けることが出来た結果だ。また、スピードが足りずにファイナルラップに入ることは出来なかったが、その持続力はあったものとも実感している。
この集中力、持続力が発揮できれば、Jでもおり高いスピードでのレースが可能になるだろうし、今後のワールドレースにおいても、上記課題が改善し続けていけば、その差はまだまだ短縮できるのだから、次のレース、全日本での勝利、そして続くワールドカップ2連戦で、成果を出すべく、トレーニングに励みたい。

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©yasushiadachi.com

2008年06月02日

JCF Japan Series FujimiPanorama XCO #4

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©Joko

レース名:JCF Japan Series FujimiPanorama XCO #4
場所: 長野県富士見町富士見パノラマスキー場特設コース
WEB: http://www.besports.co.jp/mtb.html
開催日:2008/6/01
天候:晴れ 
使用機材:
バイク    SPECIALIZED 2008 S-works Epic Carbon
ホイール   ROVAL CONTROL 2008 
サドル    PHENOM 2008   
タイヤ    前: Captain Control 2.0 2008
       後: Captain Control 2.0 2008
       前後 2.0気圧 
アイウエアー adidas supernova LST Silver Light
シューズ   pealizumi ピーアイバガボンド®M4
ペダル    crankbrothers eggbeater 2ti+ti shrot spindle
ブレーキ   MAGURA MALTA SL
Fサス    MAGRA DURIN
HRM    polar S725X
サプリメント      レース30分前ドリンクVAAM Charge
            レース前カロリー摂取 power gel
レース終了直後 GOLD’S GYM グルタミンパウダー
        GOLD’S GYM BCAA&アルギニンパウダー
マッサージオイル Sports Balm  イエロー3+シャモアクリーム
コンディショニング http://www.joe39.net/
結果 2位 

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©Joe

内容
先週に引き続いてのJシリーズ。日程的には3週間連続であるが、自分的には仙台大会は不参加のため2連戦に留まるため、他の選手よりはコンディション上有利であり、先週の結果から挑戦者の気構えで臨もうと決めていたので、多くの選手が青色吐息の中でも、集中してスタートを切った。前日までの土砂降りの雨で軟弱になった路面は、荒れてパートと回復しているパートとの差が大きく、タイヤチョイスに悩んだが、オールコンディションで安心のCaptainにて走り、スタートダッシュから遅れることなく、良い位置でシングルトラックに入った。しかし、そこの中は思ったよりも、湿り気がタップリと残り、荒れてルース、スリッピーだ。8周回あるので、1周目は試走の感じで路面を確かめて走る。
2周目に入りトップ集団も絞られ、さらにそこから小野寺健と自分がスルスルと抜け出していく、というよりも、他の選手が遅れていったと表現したほうがいいだろう。
自分とオノケンだけがレベル違いな感じだ。加えて、八幡浜で独走優勝した幸平、この3人は一歩先を行っている感がある。今日の相手はオノケン、切れのある走りが彼の持ち味だ。要所要所でペースを上げる、追い込む。とても攻めている。負けじと追いつき、追い越す、を繰り返していく。ダンシングでグングン上っていく姿は、気迫がこもっているがフォームがばらばら。これは、後半失速モードか・・・なんて考えが甘かった。お互いに、チェーンを落としたりもしたが大きなトラブルなく周回を重ねる。迎えた4周目、彼が一気に下りパートでペースを上げる!そこで、追走しようとするが、いくつかのコーナーでフロントを滑らせてしまい遅れ始めてしまう。5周目には脚の大きな筋肉ではなく、姿勢制御、バランスをとるために使う細かな筋肉がすじ状に張ってきてしまい、ペースを保つのが困難になり遅れていってしまう。しかし、まだまだ見える範囲だと、集中は切らすことなく、ラストラップを迎える。差が広げられているのに、何故か笑みがこぼれてきた。

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©ODJ

春のアメリカ遠征で彼の努力苦労をみてきただけに1位2位を争い一緒に競ることは嬉しい限りだった。そしてトラブルなくレースを走れた悦び、これも大きかった。トンネルを抜けた感さえあった。そして、想定していたイメージでレースを走りきれた。実際に他の選手よりとは大きなタイム差でのゴールだった。しかし、2位。前回は幸平が速過ぎた。今回はオノケンが速過ぎた。自分の想定よりも彼らの伸びは速い。自分も伸びねば、伸びる速度を速めるにはどうすればいいのか、考えればワクワクする自分がいることも笑みの一因だった。
彼らがグングン伸びるのであれば、自分もグングン伸びればいいのだ。

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©Joko

2008年05月29日

JCF 2008 J Yawatahama International Cross-Country XCO #3

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©Joko

レース名:JCF 2008 J Yawatahama International Cross-Country XCO #3
場所: 愛媛県八幡浜市 市民スポーツパーク
WEB: http://www.city.yawatahama.ehime.jp/mtb/
開催日:2008/5/25
天候:曇り時々晴れ
使用機材:
バイク    SPECIALIZED 2008 S-works Epic Carbon
ホイール   ROVAL CONTROL 2008 
サドル    PHENOM 2008   
タイヤ    前:S-Woks Captain 2.0 2008
       後:S-Woks Sauser Wind 1.8 2008
       前後 2.0気圧 
アイウエアー adidas supernova LST Silver Light
シューズ   pealizumi ピーアイバガボンド®M4
ペダル    crankbrothers eggbeater 2ti+ti shrot spindle
ブレーキ   MAGURA MALTA SL
Fサス    MAGRA DURIN
HRM    polar S725X
サプリメント      レース30分前ドリンクVAAM Charge
            レース前カロリー摂取 power gel
レース終了直後 GOLD’S GYM グルタミンパウダー
        GOLD’S GYM BCAA&アルギニンパウダー
マッサージオイル Sports Balm  イエロー1+シャモアクリーム
コンディショニング http://www.joe39.net/
結果 3位 

内容
このレースは、いつものJシリーズであると共に、北京オリンピック日本代表派遣選手選考会を兼ねた大事なレースだった。
しかし、男子は昨年アジア選手権での惨敗、そして世界ランキングからの選出も漏れたことで、リザーブ順位1(キャンセルが1名出れば繰り上げ出場)というポジションながら、
この時点で枠を獲得できていない。そのため、女子は正式なオリンピック代表をかけたレースだったのだが、男子は“予備”選考という位置づけだ。
自分の中でのオリッピックは既に昨年の段階で昇華してしまい、自分がオリンピックに出たいというよりも、走るべき人が最高の走りをしてもらうために最善を尽くすオリンピック、というスタンスであった。
しかし、その人の熱意や取り組み、また、枠が無いとはいえまだ希望を捨てない若手男子選手達の意気込みを感じて、自分もその真剣な取り組みに対して、真剣をもって応えたい、そう思い、USA遠征後からこのレースに向けて、準備を進め、コンディションを高めて臨んだ。
その結果、3位。レースは、レースという舞台で起こりえる様々な要素がでてしまい、最高の走り、そして結果を出すことは出来なかった。路面コンディションであり、トラブルであり、体調だ。しかし、それに対することも含んでこそレースなのも、もちろん熟知している。その中で、最善は尽くした上での3位だ。上位2名は間違いなく自分よりも優れていた。フィジカル、気合、勢い、それら自分には無い、煌くものを彼らはもっていたということだ。
煌きの無い自分としては、準備段階での事前の取り組みが全てだともいえる。内容、結果はその“想定”とボタンを掛け違うように微妙なズレを生じてしまい、それはレース中には修正不可能だった。その中の一つに相手のパフォーマンスを読み違えたことがある。世界トップの場所に身を置いて孤軍奮闘する彼の得る伸び率は、とても高かった。その伸び率は、オリンピック代表として現時点ではやはり相応しい。
ライバルが引退し固有の競うべき相手が不在となり、また特有のレースへの執着も持てぬままの今シーズンだが、こうした前進する意志のある者からの刺激が、ここであらたに自分に火をつけてくれたことが、このレースから得た最大の収穫だ。

失うものなど何も無い、得たいものも何も無い、ただ前に進みたい。

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©Joko

2008年05月06日

JCF Japan Series #1  

レース名:JCF Japan Series #1  
場所:滋賀県箱館山スキー場特設コース
WEB:http://www.846.info/
開催日:May 05
天候:濃霧!曇り時々小雨
使用機材:バイク    SPECIALIZED 2008 S-works Epic Carbon
     タイヤ    前:S-Woks FastTrak LK
            後:S-Woks FastTrak LK Proto
            前後 2.0気圧 
アイウエアー adidas supernova L LST Light
シューズ   pealizumi Juice M2
ペダル    crankbrothers eggbeater 2ti+ti shrot spindle
ブレーキ   MAGURA MALTA SL
Fサス    MAGURA MD100R
HRM    polar S725X
サプリメント レース2時間前補食      powerbar
       レース30分前ドリンク    VAAM
       レース15分前+レース中カロリー power gel
レース終了直後 GOLD’S GYM グルタミンパウダー
        GOLD’S GYM BCAA&アルギニンパウダー
     マッサージオイル Sports Balm  イエロー1+シャモアクリーム
結果  8位
内容:
日本の国内シリーズ戦である、Japan series((Jシリーズ)の開幕戦を迎えた。
今年は2月のJ2みなみさつまをへて、USAでの4連戦とすでにレースをいくつも消化しているので、開幕戦という感じは希薄だが、それでも、やはり皆と走るレースを新鮮に感じて、どんな展開が待っているのか、ワクワクしながらスタートを待った。特に、オーストラリアシリーズチャンピオンのクーパー選手のパフォーマンスに興味津々。他にも若手の台頭、も期待大だから、自分も負けるわけには行かないぜ、と気合満タン!と空元気を注入っと気持ちは入るが、1ヶ月の遠征からの疲労が抜けきれずに、身体は重い。しかし、試走でのラップタイムから、2年前のドライレースのデータと比べ、無理なく同等のタイムを出せることから一安心して、スタートを切った。
メチャメチャ速いUsのショートトラックの感覚から、ふむふむと冷静にスタート後の位置取りをして、回りを観察しつつ、進行。とくにクーパー選手を視野にいれチェック!しかしながら、切れが無い。代わりに小野寺健がビューーーーンっと息の長いスタートダッシュを見せ、早くも独走態勢か!?辻浦、山本和が追っかけていくのを見て、クーパー選手とからそちらに乗り換えていく。1周目はペースが安定しないで、こちらも脚きついし、無理なく行こうと、微妙に伸び縮みしながらもトップ数人のパックで、周回。
2周目はペースも落ち着き、やれやれ、一安心。健との差も見る見る縮まり途中でキャッチ。その後はさらにペースが落ち着きを見せ始めたので、このペースなら一人で行けるな、と思い、上りでするすると前に出る。そうして、ジープロードの長い下りに続く、シングルトラックにトップで入ろうとすると、和が強引にラインに割って入ってくる。そんな熱気と攻撃性は嫌いじゃないよ、と思いながら、STに入ると・・・そこの根っこで和がミスして、ストップ、自分も回避しようとするが、つこうとした足でフロントホイールを踏まれて、思わず「○△□×!!!」なんてしかりながら、下っていくと・・・フロントからグニュグニュした感触が・・・Wow!またパンクですか!?USAで散々パンクしたし、実はこの遠征に向かう途中にも、なんと渋滞真っ只中の首都高箱崎JCTで車のタイヤもパンク・・・(その最中でスペアタイヤに交換作業しましたよ)、これでもうパンクしないよね、なんて思ってたのに、なんてパンクづいている年なのだ!厄払いが必要だな。そして、そこからの登り返しで、止まり、タイヤチェックをすると僅かなエア漏れの音だったので、エアボンベ注入で、走行すればシーラントで止まると読んで、早速充填。そして、すぐさま走り出す。まあ、コレぐらいの差なら追いつけるはず!と気合を入れて、気持ちを切らすことなく、追走開始。しかし、ホイールを回せど回せど、エアーの漏れる音は止まない・・・うーん、やばいな。再び止まって、今度はチューブを入れるリペア作業に移る。そこには、去年一線から退いた雷太と、野口君が!うわ、やなとこで見てんな~と、軽く緊張(苦笑 おかげで手元がおぼつかず、ビードをはずすのに手間取っていると、「腕上がってない?」「落ち着いて!」なんて嬉しい応援をしてくれる始末(笑 なんとかそのプレッシャーの中、そのばくぐり抜け、レースに復帰。しかし、とてもタイムロスしてしまい、順位は50位以下へと急降下。こんな時はどうするか、今日はパンクだからしょうがない、あきらめて適当に走るか~なんて、考えはさらさら無い、前を追い、自分の走りをするのみ。体の動きは状態はどうだ、ペダリングはスムーズか、バイクのスピードは乗っているか、ハンドリングは正確に出来るか、などなど自問自答を繰り返し、自分の走りに集中する。それでも、多くの選手を追い越していくためには、途中でつまり、ペースを変化させて追い越していかなければならないので、手間がかかるが、それを逆手にとって普段一緒に走れない選手たちを見れて、レースができて、いいチャンスだ!なんておもいつつ、皆ライバル、として追い抜いていく。そのなかで、いきのいい若手数名は自分のペースに合わせて、ガッツを見せてくれ、とても嬉しかった。彼らのペースを乱して悪かったけど、良いチャンだと思ってもらえたら幸い。
そんな走りをしていると、順位は見る見るジャンプアップ。まあ、体調を見つつ無理はかけないながらも、集中して最後まで走りきり、結局8位まであがった。40人以上とレースをした感じだ。
とはいえ結果は8位であることは、紛れも無い事実。この結果に納得するわけにはいかないので、次のレースにはしっかりと疲労も取り、各種対策を最大限にとりくみ、最高の結果を出す!!!

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