Roubaix SL2
Nothing is Smoother and Faster
2008年春、トム・ボーネンがプロトタイプのバイクを駆り、
クラシックレース、パリ~ルーベを制しました。
そのプロトは、”S-Works Roubaix SL2”となり完成されました。
こぶし大の石や中には頭ほどもある大石が埋め込まれた石畳を走破する長距離レースに
最高の性能を、とのコンセプトからルーベという車名が付けられたのですから、この優勝は、まさしくルーベというコンセプトの結実ともいえるものです。
ルーベがデビューしてから、2009モデルとしてリリースされる
このオールニュー“ルーベSL2”は3世代目になります。
初代は、長距離エンデュランスを走破する!ということで、
あらゆる路面状況でも、疲労を溜めずに走りきれるように、
今では一般的となった様々な新基軸を盛り込んでいました。
“Zertsゼルツ”と呼ばれる振動、衝撃吸収を目的として、
フロントフォークとシートステイ、そしてシートピラーにも
「エラストマー」を内蔵させることで、
カーボンだけでは取り除ききれない、振動、衝撃を打ち消してくれたり、
長時間維持しやすいライディングフォームとれるように、
走行性能を犠牲にすることなく、ヘッドチューブを伸ばし、
ホイールベースなどディメンションを最適化することで実現したりと、
最新型まで一貫した機能を有しています。
その初代は、他社に先駆け、ロードレーサーと呼ばれる
レースのみを目的としたバイクと一線を画し、
山を走るマウンテンバイクと同じニュアンスで、舗装路を走るバイク、
ロードバイクとしてのポジションを確立したモデルでした。
しかし、その安定性、快適性という乗り易さ、から、
快適性を最大限追求した“コンフォートバイク”
と取られてしまうこともあり、
先代モデルは、レーサーの要素も加味した形に進化したのでした。
長距離を、より速く!を実現するために、軽量化と剛性アップが図られて、
“Roubaix SL”と進化したのです。
このルーベSLは、同時期にプロチームからのフィードバックで進化した
”Tarmac SL”の進化と歩調をあわせて、
ライダーのペダリングパワーを受け止められるように、
BBとダウンチューブの強化、
そのパワーを路面に伝えるチェーンステーの強化、
そしてそのパワーでの高速走行安定性を高めるように
ヘッドチューブとフロントフォークの強化が施されました。
その高まった剛性からくる身体への負担を低減するために、
ルーベですのでゼルツは装備されていますし、
胴体にくる大きなショックを減らすように
ベンドしたトップチューブが採用され、
また、強化されたチェーンステーとバランスをとるために、
シートステーをオフセットするなどカーボン成型の発展を
余すことなくフレーム設計に盛り込んでいます。
ペダリングパワーに対して強く、
路面からのストレスにはしなやかに、という両立により、
適度にしなるフィーリングが好評でした。
しかし、冒頭のパリ~ルーベで優勝するためには、
それに相応しいライダーのペダリングパワーを
受け止める必要があります。
世界チャンピオンであるトム・ボーネンが満足する剛性を、
この要求に対しての回答が、最新型の“S-Works Roubaix SL2”なのです。
「Nothing is Smoother and Faster かつてない滑らかさと速さ」
これを実現するために、やはりレーサーとして最高の剛性をもち、
“戦闘機”として誉れ高い“Tarmac SL2”の走行性能を取り込んだのです。
http://www.specialized.com/bc/microsite/site.jsp?n=roubaix&l=JA
上記に詳述されていますので、細かくは割愛しますが、
とにかく、過去最高のルーベに仕上がっていることは間違いありません。
どこまでも長距離を滑らかに!そして誰よりも速く到達する!
さて、いよいよ気になる乗車フィーリングですが・・・
次回に続きます(苦笑








