Sea Otter Classics

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©cyclingnews.com

レース名: Sea Otter Classics
場所:Monterey, CA, USA
WEB:http://www.seaotterclassics.com/
開催日:, Apr 18 - 20
天候:晴れ
使用機材:バイク    SPECIALIZED 2008 S-works Epic Carbon
     タイヤ    前:S-Woks FastTrak LK
            後:S-Woks FastTrak LK Proto
            前後 2.0気圧 
アイウエアー adidas supernova L LST
シューズ   pealizumi Juice M2
ペダル    crankbrothers eggbeater 2ti+ti shrot spindle
ブレーキ   MAGURA MALTA SL
Fサス    MAGURA MD100R
HRM    polar S725X
サプリメント レース2時間前補食      powerbar
       レース30分前ドリンク    VAAM
       レース15分前+レース中カロリー power gel
レース終了直後 GOLD’S GYM グルタミンパウダー
        GOLD’S GYM BCAA&アルギニンパウダー
     マッサージオイル Sports Balm  イエロー1+シャモアクリーム
結果  XC12位 ST 6位SD??位
内容:
1ヶ月にわたるUSA遠征の最終ステージである、シーオッタークラシックスは、北米最大のスポーツバイクの祭典、ということは参加型イベントとしては世界最大といってもいいほどの大規模なもの。MTBの各種イベント、XC,DS,DHやBMXはもとより、ロードバイクのサーキットレースまで!とありとあらゆる種目でトッププロからファーストタイマーまでが一同に介して走って楽しめる。また、EXPOとして、バイクメーカー、パーツメーカー、ウエア、ドリンク、サプリメント、イベント、などなど展示、試乗も盛大に行われていて見て回るだけでも楽しめる、走って、見て、楽しめる巨大滞在型複合イベントだ。
この巨大イベントを、スペシャライズドが全面的にバックアップしているということで、ぜひ参加したいと思っていたレースイベントだった。
さて、とはいえ、レースはレース。もちろん真剣に取り組んでこそ“楽しい”。これはこの地の人は全面的に体現していて、とても刺激を受けた。そして、頑張った人の労を必ず労う。これにもとても感銘を受けた。スペシャライズドスタッフはまさしくこれを具現化したような人たちの集まりで、とても助けられ、プッシュしてもらった。その先頭に立つ社長のMR.マイクは、イベント中に走り、さまざまな人たちと語らい、そのなかには一般のバイクファンも、そして、おおくのライダーにエールを送っていた。自分も応援してもらった一人だ。
今回のレースでは、4連戦、それも慣れない地での、初めてのレースばかり。疲労もたまり、テンションだけで乗り切っていた。そのテンションをアップしてくれたのはこのマイクさんをはじめとしたスペシャライズドのバックアップだった。
1日目はスーパーD。分からないコースを一緒にスタッフが案内してくれて、一緒に練習につきあってくれた(アンソニーシンヤードも一緒に走りたいといってくれて、予定を組んでくれたけど、渋滞で間に合わなかったのは残念)。
今回はルマン式のランニングスタート。2度目なのでかってもわかって、うまく番手につけて集団で下る。何度かの登り返しで、6位の位置をつけるが、前3人との差が広がって、下り始める。ジープロードのくだりは、ぐんぐんスピードを増し、アウタートップ、44x11Tが本当にくるくる、いや、スカスカになるほどに回りきってしまい、前輪後輪の接地感もふわふわするほどのスピードだ!70km以上出ているとおもわれる。。。そんななかで、2人を抜いて前に出てるのは無理!先行く3人を目で追いつつも、自分のスピードに集中。あああああ、怖い、と正直思うが、ままよ、とキープ。前に出るにはここしかない、という中盤ののゆるい登り返しで前に出て4位に上がり、さらに下る!後半にはいったストレートで路面に立て溝であるところでスピードを緩めた瞬間、左右から一気にまくられる、脚をためていたのだ。そこからスピードに乗せるも、無理!と思える突込みで、それも真似するのは無理・・・結局そのまま6位でゴール。5位までがポディウムだったらしく、それのための激しさ、だったのだ。
ゴール後は、www.cyclingnews.comの取材も受ける。雑誌MountainBikeAcuionとともに、洋の東西を問わずに取材を受けるのはいい感じ。しかし、僅かな数分のそれも下りメインなのにありえないほどの疲労感・・・このときに辛い週末を予感したものだ。
2日目はショートトラック。ゲレンデの斜面につくられたオーバルコースだが、路面があれていて、これはこれで難しい。でも、もっと難しいのは自分のコンディション。メンタリティ、集中はうまくもっていけるが、いかんぜん筋肉に力感が伴わない。悪いことに、スタート後に悪いラインに入ってしまい失速。必死に追い上げるも、この種目で出遅れは命取り、そのまま途中で強制終了となった。上着を預かったり、応援してくれていたスペシャライズドスタッフたちからいろいろとアドバイスをもらい、加えて慰めてもらい(苦笑 さらに明日のXCに向けてバイクのメンテナンスもしてもらえる。Factory TeamのRyanとは去年、WCx2、世界戦、プレ北京と回数を重ねてあっているので、嬉しい再会であるとともに、またまたしっかりとしたフルメンテをしてくれた。さらにプロモのNickは、バイクは預かるから、このバイクに乗っていけ、と私物のスタンプジャンパーを貸し出してくれた。普段世界チャンピオンを相手にしている人たちからのサポート、バックアップはなんと心強いことか!今のコンディションでできる最善を尽くそうと、奮い立った。
3日目はいよいよ遠征最後のXCだ。朝、バイクをブースに取りにもどると、ライアンが、茶目っ気たっぷりの笑顔で、バッチリだよ、と。リアタイヤはプロトタイプをつけてくれたり、ほれ、コレを見てよ、と、Eggbeaterのチタンシャフトを見せてくれ、こんなに磨耗していたから、交換したよ、とウインク。めちゃ濃厚サービス!さすがだな、と感心するとともに、ベストの走りを約束して、がっちり握手で送り出してくれた。
スタート前にも、セミプロで走り終えたスタッフがアドバイスをくれたり、いろんな声をかけてもらいスタートへ。
スタートはサーキットを半周してコースイン。おだやかなスタートながら、徐々に位置取りでペースが動く。良い位置にポジションを取って、よし、と思ったら、急にペースが上がり、一気に埋もれて、オフロードへと向かうフェンスのあるコーナーへ。ここで前走者がクラッシュ、続々ストップしていくなか、とっさにバイクを降りて、ラン&ジャンプでかわす。そしてポジションアップに成功!と思いきや、トップ集団はそれよりも前に。ヤバイと思いつつも、ダッシュのかかりも悪く、第2集団に入ってしまう。そこから抜け出したいが、下りはやはり皆速い!ついていくのが精一杯。上りはシングルが多く、ジープロードに出るまでの我慢。そこからペースを掴むべく前に出るが、思うようなトルクが出なくて、軽いギアでのハイケイデンスでごまかす。砂地&小刻みな上り返しでは、思いギアのほうが走りやすいのだが、じっと我慢。ひたすら、回す、回す。そうして抜きつぬかれつをしている間にも、前から落ちてくる選手、後ろへ消えていく選手を取り混ぜて集団は減っていく。
そんななか深い砂地(リムまで埋まるくらい)での長い下りで、前走者がクラッシュ。それをよけようと、自分も前転!怪我はなかったが、前輪をとられたせいか、ホイールが歪んでいる・・・まあ、トラブルとはいえ走れるからノープロブレム!と決め込む。とはいえ、DNFは何が何でも避けたいので、勢い下りは慎重にならざるを得ない。
このレースは2ラップのみと、1周回がとても長い!約1時間15分かかるのだ。そして後半にはジープロードの尾根道にでるが、コレが延々先を見通せて、そのうえ風がキツイ、今回は向かい風だ。ココに出る頃には3人になり、遥か前にはトップ集団の塊10人弱と、点々と走る数名が見える。健もそこに入っているんだなと、おぼろげにブルーのウエアを見て取る。なんとか、おいつけないものか。この強風の中では、人数の多いいほうが有利だし、まして、こちらは遅れている身。追いつけるとは到底思えないが、今のコンデションでも、みんなのバックアップを受けているので、とにかく最善のギア、ケイデンス、でプッシュしつづける。
2Lapで早くもファイナルラップ。フィードではライアンがボトルをくれる。英語で何か言っているけど、良く分からなかった(苦笑 コース上では時折、順位を教えてくれる人もいて、14位だといわれる。
そして、一緒に走っている一人はティンカーウォーレスだと知る!数年前は伝説的に速かった人だ。今でもウルトラエンデユランス系でトップを張っている。上りで追いつくが、さすがに下りが速く、差を広げられる。向こうもこちら意識して、上りきるまでに差を失わないようにダンシングしてプッシュしている。なんとか、追いつかけないか、とペダリングに集中する。パワーはあまり出ていないだろう、しかし、集中、集中。そうしている間にも、ドンドンコースを消化していき、尾根のジープロードへ。そこまでに、トラブルで止まっていた人も含めて4人抜いているので、10位か、と思いつつ、顔を上げると、先にははっきりとティンカーと、そして健の姿が確認できた。おお!まだまだだ、と思い、そこから風の中をなんとか追いつこうと試みる。キツイが目標が出来た分、スピードが乗りやすい。見る見るその背中が大きくなってくる。しかし、ティンカーもこちらとの差をちじめまいとプッシュして、健に追いついてしまった。そこから二人で勝負ペース気味なり、自分は僅かに追いつかずにピークから最後の下りに入ってしまう。最後サーキットに戻ってきたが、スプリントに加われずに、2人の背中を見ながら10秒遅れでゴールとなった。ゴールしたときは、スタッフはみな良くやった、と労をねぎらってくれる。自分も完走できたことが素直に嬉しく、新鮮だった。マイクさんも、声をかけてくれて、良いレースだったね。楽しかったでしょ?なんて聞いてくるから、モチロン!と応えた。それからしばらく後、ネッド・オーバーエンドもゴールを迎える。彼とも握手をして話しをしていると、38歳か、まだまだ若いね!なんていわれる始末。それはそうだな、50オーバーの彼にくれべればね。そして40オーバーのティンカーともガッチリ握手。嬉しかったとともに、さすがに悔しさも感じた。
レース後確認したリザルトでは12位だった・・・まあ、しょうがない。
それでも、ニックは良く頑張れたね、ケンジはいろいろともっとこっちのレースに適応しなければならないことは多いいけど、バックをアップをするから、遠慮なく言ってくれ、との言葉をもらえて嬉しかった。
ヨーロッパにくのか?そのときはファクトリーチームでのサポートもするよ、とかオリンピックに関して、など今後についても申し出てくれた。
スペシャライズドがバイカーの、バイカーによる、バイカーのためのカンパニー、であることを強烈に実感して、そしてそれを誇りに思えるレースであり、遠征だった。そしてその熱いマインドをこめて、バイクをアクセサリーを開発していることを誇りに、これからも乗り続けていこうと思う。

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