National Mountain Bike Series #2 (NMBS)

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レース名: National Mountain Bike Series #2 (NMBS)
場所:Fountain hills, Arizona, USA
WEB:http://bluewolfevents.com/
開催日:, Apr 4 - 6
天候:晴れ
使用機材:バイク SPECIALIZED 2008 S-works Epic Carbon
     タイヤ   前:S-Woks FastTrak LK
            後:S-Woks FastTrak LK
            前後 1.8気圧 
アイウエアー adidas supernova L LST
シューズ   pealizumi Juice M2
ペダル    crankbrothers eggbeater 2ti+ti shrot spindle
ブレーキ   MAGURA MALTA SL
Fサス    MAGURA MD100R
HRM    polar S725X
サプリメント レース2時間前補食      powerbar
       レース30分前ドリンク    VAAM
       レース15分前+レース中カロリー power gel
レース終了直後 GOLD’S GYM グルタミンパウダー
        GOLD’S GYM BCAA&アルギニンパウダー
     マッサージオイル Sports Balm  イエロー1+シャモアクリーム
結果 総合33位 XC66位 ST 14位SD32位
内容:
超高速、このレースで必要なもの。それがやはり足りない。
今回のレースは、3日間で3種目を行い総合成績を決めるステージレース形式。とはいっても、レースフォーマットは基本的に前回同様だった。
前回のレースから、高速域での順応を計るため、こっち特有の乾いた砂の路面での走りこみを出来る限り取り入れこなしてきた。ハンドリングに対しては慣れてきたが、とにかくレースのスピードは自分の高速域を超えた、超高速で走り続けなければならないので、実戦で磨いていくしかない。
初日のSDでは今回は10秒間隔での個人TTスタイル。
どんなペースで走りきればいいのか分からないので、とにかく前走者を一人でも多く抜けるように、前を追い続けるように走った。広大な景色の中、平坦に見えるほどに緩やかなくだりでは、アウタートップ11Tがグルグル回るほどの高速走行。そこからの高速コーナーでは、前輪、後輪がジュッ、ジュッ、とオフグリップ気味で曲がっていく。ビビッて、バイクを起こせばコーナーを大きく膨らむし、進入速度を落とすと大きくロスしてしまう。難しい・・・さらに、リバークロッシング。といっても水が流れているわけではなく、枯れ川(乾季だから?)で岩と砂でフカフカの路面をズブズブ、バイクの方向を、ハンドルをとられながら、そしてスピードを砂に吸収されながら渡る。こういった自分が巡航スピードを失ってしまうセクションから、また超高速までペダリングをして加速をさせていくことが、じわりじわりと、疲労になっていく。途中のいくつかの小刻みな登り返しで、前のライダーを一人抜く、皆辛そうだ。ゴールまでの後半は、アップダウン。20こぎで登れるくらいの短い坂なのだが、これがまたきつい。路面がフカフカで上りづらい上、一気に急になるので、重いギアでのダンシングでクリアしなければならない。
とにかく最後まで集中して、さらに一人追い越してゴール。KABUSH GEOFFとは大きな差がタイム差が開いている。超高速でのバイクコントロール、ハンドリング、そしてペダリングパワー。トップとの差はとても大きい。しかし、微妙な差で順位が連なっているので、超高速でのバイクコントロール、ハンドリングという課題をクリアすれば、ドンドン順位を上げていける。
2日目はST、前日のSDの順位により4列目でのスタート。これは前回の教訓を生かして、緒に各スタートから全開。周りの人にはかまわずに突っ込むのみ。皆が速く走っているので、そこから前に出て行くには遠慮している場合ではない。スタートから、とにかく隙間を見つけて前輪を入れていく。スタート直後の緩やかな下り&コーナーではほこりが立ち、ラインどころか前の選手の背中も見えないが、問題ない、と決め込んでとにかくスピードを保つ。平坦部分では、追従するつもりでは加速して行く選手に遅れていってしまう。相手の後輪に自分の前輪をぶつけるぐらいでやっとついていける。後輪を鷲掴みにする感じだ。今回は砂の激坂もあり、そこはハイクアップ。観客が多く、みなヒートアップ!押し合い、へし合いで上がっていく。そしてまた平坦。ドラフティングで楽をしている場合ではなく、この僅かなパッシングゾーンで前に前に行かなければ、ゴールまでとても走りきれない。とにかく前へ、前へ。展開も考えもない、とにかくハイテンションで押し切るのみ。ドンドン追い越していったが、気がつけば周りに走っている選手が減り固定されてきた。その頃には、ラスト3Lapの表示が。ゴールは突然にやってきた。その集団の中から、さらに抜け出すべく、もう一人とペースアップ。抜きつ抜かれつで、そのままもつれてゴール。前回の最後尾スタートに比べると遥かに走りやすい。また、コースも今回はイージーだった。それらを考慮しても、前回よりは順応できた。自分に足りないものが凝縮されたレースだが、それだけに得るものがとても大きい。
3日目はXC。小刻みなアップダウンが絶え間なく連続し、高速区間ではやはりアウタートップがくるくるだ。前半は砂のしまった路面、後半にかけては大きくとがった岩の敷き詰められたハードなコースだ。距離も長く3周でのレースとなった。
UCIポイントが利いて,8番目でコール!しかし、出遅れてしまい、いそいそと、列に並ぶ、1.5列目って感じだ(苦笑 そこからのスタートは、一気にシングルトラックに突入するので、ショートトラック同様最初から全開!僅かな隙間でドンドン順位が入れ替わりつつ、STへ。ここからが半端ないスピードでの一列棒状でのジェットコースター走行だ(こちらではローラーコースターというらしい)。小刻みなアップダウンでは一気に上り返し、また一気に加速していく。コーナーもみなジュッジュッいわせながら絶妙な超高速で抜けていく。自分もとにかく全開で。めまぐるしくやってくるセクションをとにかく周りと同じスピードでクリアできるように集中を超えた超集中で対応していく。15位ぐらいだろうか。しばらくはトップ集団後方に位置していたが、僅かに10人くらいと、それ以降の間が開き始める。とはいえ前に出て追える状況ではなく今の位置をキープするのが精一杯。脱落していくものをパスして、後半へ。高速で下るロックゾーンは相当デンジャラス。パンクに気をつけながら前の選手のラインをトレース、幅はあるが基本ラインは一本のみ。5人の集団で、1周目を終える。この直後のフィードゾーンで、臨時メカニックを買って出てくれたGlenがフィーダーをやってくれていたが、速度が速く呼吸が合わずにボトルを取り損ねる。この暑さと渇きの中で、ボトルがないのは死活問題だが、第2フィードでもボトルを受け取れる段取りだったので、気を取り直して集団のまま進む。集団といっても、幾重にも連なっているので、遅れてしまうとドンドンと順位を落としてしまう。ここからさらに順位を上げていくには。とにかく、ポジションを、ペースをキープし続けなければならない。ほどなく登り返しで、飛び出して前を追い始める選手が。しかし、パックはペースをキープのまま進行する。見る見る差が広がっていった、と思ったら、今度は見る見ると近づいてくる。一気にオーバーペースで疲労したのだろう、遅れていった。そして、前には2人のトップ集団から遅れてきた選手が!これをパックがキャッチ、10位前後の集団になった。第2フィードでボトルを無事に受け取り、水分補給。後半のロックゾーンではKONAの選手がパンクでストップしていた。遅れが出て4人になったパックはこれで8~11位集団だ。これからまだまだいける!手応えを感じた。
登り返しで2人が先行し、自分の前の選手が遅れる。おー、いけいけ!といって、先を急がせるが微妙・・・そこでラインを変え先行しようと試みる。そこに大きな岩が!
ガスッ!大きな音とともに後輪がパンクしてしまった。とっさで避けられなくヒットさせてしまった。すぐさまパンク修理に取り掛かる。気持ちの切り替えは前回のレースでパンク修理をたくさんしたので慣れている。しかし、ここでよく見ればリムが大きく凹んでしまっているではないか・・・走れるのか?とにかくチューブをいれ空気を充填。とりあえず走れそうだな、と復帰するも、後輪が不安定だ。エアーが低いのか?ままよ、とペースアップしていくと、またパンク・・・リム変形部でスネークバイトのようだ。フゥー 後続にどんどんどんどん抜かれていくが、その場に立ち尽くす。今出来ることは?自問自答するが答えはいつからない。最後まで走ろう、スターとゴールまでたどり着けば、ホイール交換が出来る。僅かな望みを感じて、ランニング、あるいは路面の良いところでは、バイクに乗って先を急ぐ。あらためてゆっくりと路面をみてみると、なんと尖った岩の多いいことか。どうしてあそこで抜きに出てしまったのだろう、どうして待てなかったのだろう。焦ってはいなかったか?ハンドリングは正確に出来ていたのか?疲労はどうだったか?メンタル、技術、体力、さまざまなことを省みながら、ファイナルラップに入れずにレースを終えた。
トラブルが続いてしまった。前回は不幸、な部分もあったが、今回は自分が起こしたアクションの結果だ。ガツガツと攻める走り、気持ちでの結果といえば評価できるが、やはり、不慣れなレースでの慎重さを欠いていたことも否めない。結果のために攻める、周りのスピードに対応する、それは重要だ、間違いない。しかし、きちんと走りきってこそ結果が残る。まずは、今一度冷静になろう。この2レースで多くのことを学んだ、それを次は冷静に発揮してみよう。その結果を踏まえてこそ、次へのステップに進めるのだから。

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