SPECIALIZED S-WORKS EPIC 4
S-WORKS EPIC インプレッション Vol.2
EPICに搭載されるFlowControl Brainの説明に続いて、いよいよ、バイクとしてのインプレッションです。
レースを前提に、バイクをセットアップ。リアサスペンションは、体重別推奨チャートよりも5PSI高め。これは走行スピードが高く、それからくるショックが大きいためスプリングレートを固めにするためです。ブレインフェードは一番ファームか、あるいはそこから1~3クリックの位置で路面に応じて微調整。
この状態で、漕ぎ出すと、舗装路はもとより、スムーズなオフロードでも、あるいはストロークの必要のないジープロードではハードテールバイクそのもの。当然ダンシングしても全くボビングせずに、踏んだ瞬間にタイムラグなくダイレクトに加速していきます。300~700Wをかけてもロスは全くないです。自分は瞬間でも、それ以上はオフロードで出せません(苦笑
そして路面が変わり、ギャップ、木の根、岩などの凸凹をバイクが通過するときには、リアホイールが凸凹に当たった瞬間に、スッと、音も、衝撃も、何も感じさせること無くストロークを開始するのです!それはストロークしていることすら感じないほどに自然に素直に凸凹を吸収します。そしてリアホイールが通過し終わると同時に、また瞬時にリジットな状態に復帰するのです。これまた、いつ固くなったのか、分かりえないほど自然に!素直に!
以前は表現的に、上りはハードテール⇔下りはフルサスといわば“マクロコントロール”でしたが、今や、石一つ、ホイール一回転分のスパンのスムーズな路面があれば、フルサス⇔ハードテールを、“マイクロコントロール”してくれるまでに至っています。これは、ペダリング一回転分もロスさせない、という徹底したコンセプトが結実、熟成されたものです。スムーズ路面だろが、荒れた路面だろうが、ペダリングし続ければ、最高の加速を見せてくれます。コーナーの立ち上がりは、シビレますよ!
フルサスバイクの真骨頂を発揮するダウンヒルセクションの性能はというと、ボビングコントロールという味付けの無い、シンプルで、シャープなストロークが得られることも嬉しい限りです。ココで、グッと沈んで、ギュッと踏ん張って、グゥゥーンと伸びる、というサスのストロークがリニアでとても分かりやすいのです(アレ、上記のマイクロコントロールと相反するような表現ですか、でもその二律相反することを両立させてくれていることも、ブレインの能力なんです)!
100mmストロークという、XCにとって安心マージンを含めて最適なストローク量は、作動域の質の向上というメリットをもたらしてくれています。
そして、S-WORKSならではのFACT10mという、MTBに最適なカーボンレイヤーのメインフレームは、微振動の吸収や快適性の向上はもとより、バイク全体のオフロードでのスタビリティ、粘り、をもたらしてくれています。マイナーチェンジされたヘッド内部の剛性アップと共に、狙った路面をキッチリと全身で捉えているフィーリングですね。

そして、このメインフレームにアッセンブルされたパーツの数々は、完成車ベースのチョイスだけあって、まったくもってその特性にマッチしています。フロントサスペンションこそ、こだわりによりMAGRA DURINをチョイスしてありますが、これもEPIC、リアルXCレースバイクに、ピッタリなフォークです。MAGRAといえば、MALTA SLという逸品のブレーキと同じメーカーポリシーを感じます。シンプル、故に、高剛性、軽量、信頼性、そして確かな作動とコントロール性、これは、フォークにもブレーキにも全く当てはまります。ハンドル部のリモートロックアウトをダンシングのときは多用するので、不用意なボムも無いです。といっても、オープン状態でも、オイルやコンプ設定が良いのか、シッティングや、ブレーキングで、不用意なノーズダイブはしません。ストロークも、リア同様にリニアでバイク全体の相性が良く、コントロールしやすいです。そして、特筆すべきは、見た目にもユニークなダブルアーチデザイン。これの効果は絶大で、フォークのねじれはまるで無い!他のフォークとのその違いに驚くことでしょう。ゆえに、スムーズなストロークと、路面のトレース、そしてインフォーメーションのフィードバックも実現してくれます。いまやXCフォークも、インナーチューブが大径化していますが、その撓りを防止したならば、今度はロアーケースの捩れを防止しなければ、完全とはいえませんね。そうすると、クラウンやステアラーも最適バランスのために強化、全体的な剛性アップが必要になります。そうすると、重量増がつきまといますが、DURINはシンプル構造の成果か、1470g(100mmストローク公称値)に収まっていて、軽量フォークに分類されますね(実測はもうちょっと軽かったような・・・)。

さらにホイールは、Roval Contrôle XC!あの超軽量ホイールを超えるホイールですからね、走りがガラリと変わります。前後1400gという軽量性と共に、剛性の適正化がこのホイールの最高のポイントですので、しっかりとしたメインフレームを持つバイクには、フルサス、ハードテールどちらにも相性ピッタリです。なので、EPICにも、当然ベストマッチです。
このバイクならば、自分のパワーを思うがままに発揮、路面を蹴って胸のすく加速感とともに、路面が流れていくような爽快なライディングが味わえます。
今年も、この最高のレーサーバイク、EPICとともに、自分自身をプッシュし続けていきます!!!
ふぃ~やっと書き上げた♪
でも、でも!
ライドしていると もっと、もっと書きたいことが出てくるんだけど、
興奮と共に忘れちゃうんだよね。。。
あとは、レースやイベントなどで、なんでも質問して聞いてね!











