Tarmac Expert Compact

コンペティティブロード
Tarmacとは舗装路を意味します。スリルに満ちたレースから日々の厳しいトレーニングライドまで、シリアスレーサーは極限まで絞り込まれた車重、反応性に優れたハンドリング、意のままに加速する性能を求めます。それはTarmacが目指すものでもあります。世界選手権2連覇のパオロ・ベッティーニ、ツール・ド・フランスのスプリント賞に輝くトム・ボーネンら一線級のライダーたちによって使用され、Tarmacは最も進化したマテリアルを使い、最新の設計と最適なジオメトリーを武器にして表彰台の頂点を狙い続けます。
http://www.specialized.com/jpより
最新の2008モデルから"Tarmac Expert Compact"を2度のライドで
100km走ったのでインプレしてみよう!

基本的な外観、フレーム設計は、S-WORKS TARMAC SLとおなじで、カーボン素材が、FACT10rと8rと若干違う以外は、全く一緒なので、自分がレースで使用しても全く問題ない。むしろ粘りのある素材になっているので使用上の耐久性が上がっている分、一台で通勤からトレーニング、そしてレースまで走りきってしまうライダーにはうってつけといえる。
SLやSL2と比べると、さすがに若干の重量増を感じるが、むしろ荒れた路面での収まりの良さとか、身体に伝わる振動の吸収性からくる安定性は同等以上だ。

ダウンチューブとBB周りはSL譲りでしっかりとした剛性を確保。

チェーンステもーしっかりとした太さと形状で、ペダリングパワーをしっかりとホイールから路面へと伝達。シートステーは、巧みなベンドと形状により、後輪からのシートを通じてライダーに通じる衝撃をしっかりと緩衝。

最近流行のベンドしたトップチューブの先鞭をつけたTARMAC。その効果のほどは、他ブランドのトップモデルが類似させるほどに絶大、ライダーに伝わる過度な衝撃を適度なバネ感でいなしてくれる。

しっかりとしたフロントフォークは、スプリントやDHコーナーでも不安が無く必要十分な剛性。

ハンドルはショートリーチの浅曲がりで、握りやすい形状。ステムは微妙な角度調整が可能。

BB周辺からダウンチューブ、ヘッドチューブ、フロントフォーク、チェーンステーの圧倒的なボリュームが強固な捩れ剛性を発揮し、地面をダイレクトに蹴るような走りをしてくれる。ゼロ発進、中間加速、全力スプリントのダンシングにおいては力感溢れ、漕いだ以上にビュンビュンと伸びて進んでいく。
ターマックシリーズは、フレーム上部の、トップチューブ、シートチューブ、シートステーの各パイプでライダーへ伝わる振動をカットし疲労低減を図り、フレーム下部のダウンチューブ、BB周辺、チェーンステーは高剛性を確保しペダリングパワーを余すことなく推進力に変える、という二律反する要素を実現している。
写真でもわかるように、BBを中心としたフレーム下部は筋肉のような“たくましさ”、シートチューブを中心としたフレーム上部は曲線美の“しなやかさ”をイメージさせる。
乗り味は、どちらかといえば、FACT10Rはよりたくましく、FACT8Rはよりしなやかな、味付けだ。
コンポは最新のULTGRA SL+DURA ACEというレーススペック。渋派手なメタリックグレーはカーボンカラーになれた今見ると、かえって新鮮だ。コンパクトドライブであることから、多くのレーサーにジャストのドライブトレインになっている。もう少し軽量なホイールセットに交換すれば、ヒルクライムに最適。快適かつ超軽量なBGサドル"TOUPE"が標準装備なのも嬉しい。
剛性、耐久性、快適性十分なので、毎日毎日、ガンガン乗り込んでくれるライダーにオススメな一台!











