UCI MTB World Cup XC #4 Mont Sainte Anne, Quebec, Canada

2007_0624_030028AA.JPG

レース名: UCI MTB World Cup XC #4
場所:Mont Sainte Anne, Quebec, Canada
WEB:http://www.nissan-ucimtbworldcup.com
開催日:2007/06/23
天候:晴れ
使用機材:バイク    SPECIALIZED 2007 S-works Epic Carbon
     タイヤ    前:S-Woks FastTrak LK Proto Type Ver.
            後:S-Woks FastTrak LK Proto Type Ver.
            前後 2.0気圧 
アイウエアー adidas supernova L LST Lightプロトタイプレンズ
シューズ   pealizumi Juice M2
ペダル    crankbrothers eggbeater 2ti+ti shrot spindle
ブレーキ   MAGURA MALTA SL
     HRM    polar S725X
サプリメント レース2時間前補食      powerbar
            レース30分前ドリンク    VAAMチャージ
            レース15分前+レース中カロリー power gel
レース終了直後 GOLD’S GYM グルタミンパウダー
        GOLD’S GYM BCAA&アルギニンパウダー
     マッサージオイル Sports Balm  イエロー1+シャモアクリーム
結果75位 (-2Lap)
内容:
人生初となるWorld Cup挑戦だった。結果は推して知るべしであったが、ただ、ただ、挑戦してみたかった。
このレポートを書くいまとなっては、時間がだいぶ過ぎて冷静に結果と内容を受け止められるようになった。75位、トップから遅れてしまうことで、7周回のうち5周回しかできないマイナス2Lap。去年の世界選手権でも、日本人上位の自分が同じような結果だったので、これが一つの壁だと思っていた。少なくとも自分はそう思っていた、この翌週のレースを終えるまでは。
会場には、30時間の長旅を終えて、土曜日をレースに控えた木曜日から入り、試走準備をした。幸いSPECIALIZED WORLD Teamの熱烈サポートもあり、バイクのメカニカルトラブルもなく、タイヤもコンディションに合ったベストマッチなプロトを装着してくれた。海外のレースで機材の心配が全く要らないのはとても心強い。体調も全く問題ないと感じていた、しかし、冷静に考えると、レースまで、あるいはレース後もしばらく眠れない夜が続いていたので、Jetlag 時差ぼけ であったことは間違いない(これは翌週火曜日に睡眠サプリを飲むことで、ようやく解消に向かったのだった)。
また、My first World cup ということもあり、緊張が過ぎていたことも否めない。準備段階から慣れない環境やまだ見ぬレースシーンから普段よりも自分をコントロールできていなかったし、前日のチームマネージャーミーティングで発表になった周回数とその予想タイムから、試走TT下タイムから十分完走可能であるという予想も出来たことで、その緊張はさらに高まることとなった。
緊張と集中は必ずしも一致しない、ことは経験からも、またコーチ学からも十分学んでいた。また、最大酸素摂取能力や、動きの質、動作パフォーマンス、ここではもちろんペダリングパワーとバイクコントロール、も過ぎた緊張や集中、努力感とカラダの負担からは最適かつ最高の能力は発揮できない。
これはレース後の心拍数が証明してくれている。POLAR HRグラフで確認した MAX188bpm、AVE179bpmという心拍数は、国内レースでは概ね MAX180bpm前後、 AVE170bpm前後で走っているものの 105% 状態であるということ。この数字を過去経験したのは2002年の釜山アジア大会での中国2人を撃破して金メダルを獲得したレースしかない。このレースは、緊張と集中が上手く保たれ、体調もよく、なにより時差ぼけはなかった。こんかいは過緊張と時差ぼけによる睡眠不足と過敏感、これに起因した心拍数の上昇も考慮しうるならば、実際のパフォーマンスは心拍数の上昇と比例せずに、むしろ通常と同等程度であったとみるべきか。
バイクコントロール、ハンドリングも、レーススピードが速く全く追いついていない。これも集中の乱れと、カラダの力みが原因か。あるいは、安全マージンを皆が削ってでも速く走ることを追求している中で、守りの走りが身についていてそれを打破できない自分だったとも言えるだろう。
実際のレースは、最後方に位置してスタートを切り、ジープロードのアップダウンのスタートループをこなしても抜きつ抜かれつで全く前にでることが許されない。1周目はSTではロックセクションでもどこでも渋滞、前が詰まり、待ちや、押して歩くことも頻繁に発生する。その代わりに広くスムーズなセクションでは物凄い加速で前に進んでいく。渋滞で気後れし、ペダリングパワーで遅れるとまるで話にならない。
下りも皆、前述の通り物凄い速さで下っていく、欧米かっ!って感じでスピード対応能力、感性の違いを感じる。登り返しも、スピードの乗ったまま一気にダンシングをして、シフトダウンもしないままに乗り越えていき、上りが上りでない様な錯覚に陥る。上りも下りも平坦も、一瞬も気を休めることがなく、またペダリングに込める力を抜くことが出来ない。巡航速度、パワーではダメだ、イーブンペースは遅れを意味する。ペダリングできるところでは常に、加速!加速!!加速!!!一踏み一踏みにトルクをかけ、ブリブリとタイヤにトラクションをあたえて前に、前に。ただの空回りなペダリングなどありえない。常に全開!全力!!ジェットコースターのようにめまぐるしく展開するコース、順位争い、転倒も数度、全身が硬直する、呼吸が心臓の鼓動が早い、辛い、苦しい!しかしプッシュ、プッシュ、観客の応援、今が舞台だ、自分を鼓舞し追い上げる。
いつまでも続くと思われた苦しみからの解放、フィニッシュは突然に・・・残り2周を残してバイクから降ろされた。ようやく楽になれた・・・安堵感が広がる、正直ホッとした。しかし、去りゆくトップを見た瞬間、ダメだ、ダメだ、こんな思いをしに来たのではない!と怒りがこみ上げる、悔しい、悔しい、悔しい・・・
I'll be back.

2007_0624_030042AA.JPG
2007_0624_030059AA.JPG
2007_0624_030218AA.JPG
2007_0624_030815AA.JPG
2007_0624_035829AA.JPG
2007_0624_040315AA.JPG
©Wadachiya.com

検索


当サイトに掲載されている記事および写真の無断複写、転載等の利用・使用はお断りします。
Copyright © 2007 Takeyakenji.com . All rights reserved.