2007 MTB Japan National Championship

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©Joko


レース名: JCF MTB 全日本選手権大会
場所:秋田県仙北市田沢湖スキー場特設コース
WEB:
開催日:2007/07/22
天候:曇りのち晴れ
使用機材:
バイク    SPECIALIZED 2007 S-works Epic Carbon
ホイール   ROVAL CONTROL 2008サンプル 
サドル    PHENOM 2008サンプル   
タイヤ    前:S-Woks Souserwind 2.0 Prototype
       後:S-Woks Souserwind 1.8 2008サンプル 逆ローテーション
       前後 2.0気圧 
アイウエアー adidas supernova L LST Lightプロトタイプレンズ
シューズ   pealizumi Juice M2
ペダル    crankbrothers eggbeater 2ti+ti shrot spindle
ブレーキ   MAGURA MALTA SL
HRM    polar S725X
サプリメント      レース30分前ドリンク    VAAMチャージ
            レース前カロリー摂取 power gel
レース終了直後 GOLD’S GYM グルタミンパウダー
        GOLD’S GYM BCAA&アルギニンパウダー
     マッサージオイル Sports Balm  イエロー1+シャモアクリーム
結果 優勝 
内容:

もっと、もっと、速く走りたい!

レースに臨むキモチ、レース中のキモチ、レース後のキモチ、すべて変わらない・・・

1年に1度、その年の日本一、日本チャンピオンを決める全日本選手権への想いは、毎年特別なものがある。今シーズンは、2位というレースが続き、この全日本選手権に向けて、どのようにアプローチするのか?勝てるのか?という自分に対して疑心暗鬼な思いを抱いていた。また、日本期待の若手がヨーロッパでのワールドカップ(WC)を私の期待とは裏腹な結果で終えたことで、「よし自分自身で挑戦してみよう!」と、急遽カナダに飛んだ6月末、WC2連戦を走り、脳裏に焼き付けた想い、身体に刻みこんだ感覚、それを再現するべく走る、帰国後最初のレース、それがこの全日本だった。

もっと、もっと、速く走りたい!

全日本のために走ったWCだったはずが、WCでの想い、感覚を具現化するために走る全日本へと、その動機を、アプローチをがらりと変えて、結果に対しては、無心で、無欲で、臨むことになるとは、自分自身想像もつかなかった・・・ただ、ひとつの想いのために走るレース。

もっと、もっと、速く走りたい!

そのための努力は、WCに行く前から、そしてカナダ遠征中、そして帰国後、秋田へ滞在しての調整期間中も続けた。身体は、筋肉、血管を鮮やかに浮かび上がらせられるようにシェイプ、その体重は、シーズン序盤最高67.8kgあったものが、記録した中では最低61.5kgと最大6kg、平均的には4~5kgの減量を果たした。努力と苦労もしたが、ひとつの想いのために、達成することが出来た。

もっと、もっと、速く走りたい!

努力はサポートへも波及効果をもたらす。スペシャライズドジャパンが2008モデルである、超超軽量ホイールである、ROVAL CONTROLをサンプルながら自分の決戦用としていち早く用意してくれたのだ。ホイールの性能を生かすためのタイヤも、ブランニューのサウザーウインド、キャプテン、ストームと、いずもれも約500gという軽量チューブレスタイヤも用意してくれた。このなかで、CONTROLとサウザーウインドのホイールとタイヤのコンビネーションの素晴しさは、自分自身もWCという世界最高峰の走る実験室でその性能を体感、結果を実証済みで、さらにワールドチームのライダー&メカニックも絶大な自身と信頼を寄せていた。
その軽量な足回りを転がすためのペダリングパワーを発生させる基部ともいえるサドルにも、MTB用にスペシャル設計されたPHENOMを装着、これも腰周りはおろか体幹の安定性を高め、ライディングフォームをブラッシュアップしてくれた。

もっと、もっと、速く走りたい!

この想いの追求のため、自分自身の肉体にも、EPICや機材にも、妥協は一切したくない。
レース中の走りもそうであるべく、自分で決めた、自分に課した。
スタートから、誰よりも速く!1周目も、2周目も、そしてゴールでも、誰よりも速く!

もっと、もっと、速く走りたい!

その想いは、スタートダッシュからSTへのアスファルトの上りを1位で駆け上がらせ、1周目にはすでに2位に差をつけ単独1位へと導く。2位と一分差、6周回だから6倍、6分差で勝ちたい!自分へのノルマと挑戦だ。
2周目では決定的な大差をつけた独走状態に。それでも自分の想いは、

もっと、もっと、速く走りたい!

3周目ではスペシャライズドチームスタッフから、後続とのタイム差は測定府の名まで開いたことを告げられる、大事に!トラブルなく!当たり前で、大事な忠告だ。それでも想いは、
もっと、もっと、速く走りたい!だったのだが・・・・
全日本選手権、日本一、日本チャンピオン、連覇・・・そのタイトルの重み、大きさから、自分の中で、不安、躊躇、そして甘えと弱さが芽生えてしまった。
4周目、パンク、メカトラブルの不安が頭よぎり、ハイペースでのくだりを躊躇させる。3分以上差をつけたから大丈夫なんだからペース落とせよと甘い囁き、そしてそれに従う弱い自分がそこにいた。
5周目、情けない、弱い自分に腹が立つ!その程度か!?

もっと、もっと、速く走りたい!

そうだろ?自分に問いかけ、ペダリングセクションでなんとか気を取り直し、再び踏み始める。しかし、一度落としたペースは、自分のイメージとは裏腹に思うように上がらない。それに、苛立ち、また腹が立つ。
ラストラップ、レースの勝利は絶対的、すでに確定している。しかし、自分自身への敗北もまた確定的だ。
どうすれば、もっと、もっと速く走れるのか!自問自答を繰り返し、ゴールを迎えた。
全日本選手権、日本一、日本チャンピオン、連覇、たしかに嬉しい、しかし100%満足しない自分ではバイクは降りる定番の、TKガッツポーズは出来なかった。自分自身への気合入れる咆哮とともに再スタートをきるためのゴールラインとしたかった。

もっと、もっと、速く走りたい!

その想いは今も変わらない。
今何をすべきか、今出来る最善をつくすこと、それを考えて、考え抜いて、実践していきたい。

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