Race report J#4 Fujimi

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レース名: ジャパン・シリーズ XCO#4
場所:長野県諏訪郡富士見町 富士見パノラマスキー場特設コース
WEB:http://www.besports.co.jp/
開催日:2007/06/03
天候:晴れ時々曇り
使用機材:バイク    SPECIALIZED 2007 S-works Epic Carbon
     タイヤ    前:S-Woks FastTrak SLK
後:S-Woks FastTrak SLK
前後 2.0気圧 
アイウエアー adidas supernova L LST Lightプロトタイプレンズ
シューズ   pealizumi Juice M2
ペダル    crankbrothers eggbeater 2ti+ti shrot spindle
ブレーキ   MAGURA MALTA SL
     HRM    polar S725X
サプリメント レース2時間前補食      powerbar
            レース30分前ドリンク    VAAMチャージ
            レース15分前+レース中カロリー power gel
レース終了直後 GOLD’S GYM グルタミンパウダー
        GOLD’S GYM BCAA&アルギニンパウダー
     マッサージオイル Sports Balm  イエロー1+イエロー2
                      シャモアクリーム
結果2位
内容:
今回辻浦選手との勝負になるだろうと意を決して臨んだ今大会、気分的には、先週の仙台大会のゴールからの続きのレースを再開する、そんなイメージを高めて、準備してきた。しかし、勝負は思わぬ方向に・・・

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勝ったのは、昨年もここを制した白石選手。彼は現在、シマノで製品開発に携わるサラリーマンレーサーだ。2002年、彼がまだ大学生で、自転車に全て情熱を持って打ち込んでいた伸び盛りのころ、ここ富士見でバトルをして、やるな~という印象を持ち、就職直後の環境安定の時間を経て、2006年再び伸びてきた彼に後塵を拝した。そして、2007年、三度彼と合い交えることになる。

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彼の横のスタートダッシュは心地良い。風を切り裂き、疾駆する彼の横に位置すると、自然とスタートも良いペースに乗っていける、不思議なものだ。スタート直後から彼と、他選手が先を争いSTに入っていく。順序に従い綺麗にトレースしていく先頭集団。きっと、後ろはものすごい渋滞なんだろうな、と振り返ってみたい気持ちを抑えて、前に追従する。

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1周目は様子見のなか、小野寺選手が飛び出すが、ほどなくペースが落ちてきた。身体には余裕を感じ、周りのペースは穏やかに感じるほどだ、今日はイケル!

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そう感じた2周目、周りを置き去りにマイペースで走り始めた、まだ異変は感じなかった・・・どの勾配の坂でもミドルギアでするすると登っていける。ドライタイヤで抜群の転がりの良さ、スピードの乗りを良さを得られる軽量タイヤSLK(メルセデスかっ!)のアドバンテージは圧倒的だ。

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パワーは出ている、呼吸も心臓も苦しくない、だが、んんんん????ペダリングパワーを発揮、あるいは受け止め推進させる上体の要、腰部に違和感を感じ始める。それは鈍い感覚から、ほどなく明確な痛みとなって段で、ことを自覚するに至った。サドル上で腰が前にずり落ちていまい、反り気味になってきてしまう、それを防ぐべく屈曲を強めにとってカバーしていて乗っている自分に気が付く。そうしていることは、腰部の筋肉の極端な収縮疲労、あるいは屈曲により神経的な圧痛を引き起こしていた。原因は明確、レース前日の試走後、サドルを新品に交換した際に、位置、角度が微妙にずれていたのだ。なぜ直前にそんな交換を?どうしても使用していたサドルが真直ぐでないような違和感を感じて、それがピラーセンターをいくら微調整しても直らないから、やむなく交換することを選んだ。果たして、取り外したサドルのレースは左右で曲がって不揃いになっていた。前週仙台での転倒で曲げてしまっていたのだ。そのときは発見して良かった、バッチリ位置も合わせた、これでよし!としたのだが、フルパワーで分かる微妙な差までは、調整しきれていなかったのだ。

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「ああ・・・」どうする?ペースを落として様子を見るか、否、積極的にペースを上げて、後続を諦めさせてから、マイペースの巡航に切り替えよう、と決め、前に進む。

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2周目、3周目、その差は 10秒、20秒、30秒と開いていき、瞬間最大1分弱まで広げることに成功した。しかし、これを巻き戻すことを諦めない選手が独りだけいた、富士見を最高のテリトリーにしている彼、白石だ!4周目を境に、時を逆戻りするように差は縮まっていき、5周目には振り出し戻ってしまった。

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ここからは二人のランデブー。彼もつらそうだが、こちらの痛みも辛い。痛みには耐えられるが、腰の落ち着きのなさがペダリングにも影響しはじめ、スピードを上げることが出来なくなる。ときに持ち前のトルクが発揮できないことで、ミドルで上っていた激坂もインナーにおとして調整しなければならなくなる。

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さらに腰を上げてのダンシングも出来なくなる。「まずい、まずい」とおもってもなるべく悟られないように、6周目の彼の要所要所でのペースアップにも、それが落ち着くところまで長い距離をかけて徐々に追いつくことで対応していく。

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しかし、上がらぬペースを見透かされたか、7周目には一気にスパートをかけていく。追いつくべく下りでもペースを上げるが、ここでチェーンが外れてしまう。

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ああ、とその差は一気に開き、10秒、20秒と遠ざかる。すぐに復帰させての最終回、諦めずに前を追うが、もはやペダリング、というよりは、無理やり脚を上げて、下ろす運動となってしまったバイクでは、追い上げるスピードにはとても届かない。痛みと無念の2位となった。

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とてもムラのある彼、しかし瞬間最大のパフォーマンスは誰にも劣らない、そんな彼が引退を表明した。しかし走り同様、気分的にもムラのある彼のこと、これも瞬間最大のパフォーマンスと受け止め、共に気持ちの良いスタートを切れることを楽しみにしたいと思う。

早くも今シーズンのJシリーズも折り返しとなる第4戦が終了し、ここまで辻浦選手の3連勝が光っているが、私も勝てないまでも、パフォーマンスは相対的には高いレベルであることは間違いに。しかし、ボタンを掛け違えたかのような、最後での詰めの甘さを露呈していまだ勝てない。焦りか、慢心か。自戒を込めて、全日本までの取り組みをさらに強化し、そこでの必勝を期したい。

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