Race report J#2 Hakodateyama

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©Joko

レース名: ジャパン・シリーズ XCO#2
場所:滋賀県高島市 箱館山スキー場特設コース
WEB:http://www.846.info/
開催日:2007/05/06
天候:雨、霧、極寒
使用機材:
バイク    SPECIALIZED 2007 S-works Epic Carbon
タイヤ    前後:S-Woks Roll-X 2.0 tubeless 2.0bar
アイウエアー adidas supernova L  
シューズ   pealizumi Juice M2
ペダル    crankbrothers eggbeater 2ti+ti shrot spindle
ブレーキ   MAGURA MALTA SL
HRM    polar S725X
サプリメント 
レース2時間前補食      powerbar
レース30分前ドリンク    VAAMチャージ
レース15分前+レース中カロリー power gel
レース終了直後 アミノフィットタブ
マッサージオイル スポーツバルム レッド2 シャモアクリーム

結果 2位

内容:
前回トラブルパーツを迷うことなく交換し、事前のフィジカルパフォーマンスの検証からも良いコンディションが確認できていた今大会、必勝体制で臨んだのですが、結果は自ら墓穴を掘っての2位。
2日前会場に入り、試走の段階から当日の予報は雨だったので、金曜日に、基礎的試走とフィジカル最終仕上げのレースペース走を行い、土曜日には、雨を想定して、タイヤとラインを予想して入念にマッドレースのイメージングを行った。ここは荒れるor荒れない、乗れるorランニング、パッド温存のためのブレーキ区間の確認と徹底、全てはいつもどおり、冷静に判断できていた、レースが始まる前までは・・・・
当日朝も体調も上々、スポーツ&エキスパートクラスのレース、コースの変化を確認しながら、オールコンディションに対応するS-WOKS EPIC&S-WORKS ROLL X Tireをチョイスし機材セッティングもバッチリ対応!マッドで荒れているので、見えない凸凹でもEPICの走破性が生きてくるし、Roll Xのオールラウンドな路面対応性をいかして、マッド区間はじっくりと、ジープロードのペダリング区間でハイペースを刻むというプランをたてた。
レースはスタートから好位置につけ、1周目は冷静にコース状況を確認しなおすように走行。それでも、ペダリング区間とスルスルと他選手よりもペースが速く先頭にたち、そこに辻浦選手、野口選手とともにペースを刻む形で進み、今後の展開が予想された。そこからは、各自のタイヤと、得手&不得手により、各セクションで、差が出来たりなくなったりしながらも、ほぼ同じペースで進行していく。中盤から、雨足が弱まり、シャブシャブの泥が粘り気をもつ泥へと変化してきて、急な登りでグリップを失う区間が増えてきてしまったが、まだ他の区間で取り返せる程度であり、一緒の二人のほうがペダリング区間でつらそうだなと見て取れた。辻占選手と共に先頭交代をしながらペースを刻むとじょじょに野口選手が遅れていき、遂に二人での勝負となった。
辻浦選手はさすがクロスの全日本チャンピオンでありマッドの乗り方が上手いし、乗り降りのスムーズさと、ランニングセクションの脚の運びの軽快さは見て盗んでやろうと思うほどだ。しかし、その辻浦選手も後半になるとその得意なセクションで徐々に疲れが濃くなり飛び乗りでサドルに引っかかったり、ランニングの脚の運びが徐々に小さくなってきている・・・とはいえ、私もすでにこのころから、勝つことに集中して、集中した結果、集中しすぎ、過集中に傾いていってしまったのかもしれない...
コントロールラインで鐘の音を聞き、本当は勘違いだったのだが・・・よし、勝負だ、と思い後半の私のスピードが勝る区間から一気にラストスパート!後ろを振り向くことなくゴール目指して一直線に突き進む、後ろの気配は感じない、ラップアウトコントロールのテント通過時にも、「おめでとう!」という祝福の声をもらい、勝利を確信して、最終コーナーを立ち上がりゴールへと・・・・・
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誰もいない?
あれ?
おや?
なに?
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!
ラインを通過しながら、ようやく事実を認識した、私のカウントミスで、まだ1周残っていたのだ。冷静に、というよりは、一気にサーっと血の気が失せるとともに、動かぬ脚が重くなってきた。一気に全開でペースアップしたので、オールアウト、乳酸でパンパンなのだ。ヤバイ、脚よ、動け、動け、と必死になってペダリングするが、一度オールアウトするとすぐには戻らないことは百も承知。だましだましバイクを前に進ませるが、荒れた登り返しで脚がストップ、下りて歩いているところで、20秒以上一気に差をつけた辻浦選手が軽快に追い越していく。このままでは、2位どころか、後続の選手にどれだけ抜かれてしまうか分からない、とここから再度集中力を高めて、身体の状況確認をして、発揮できる少ないペダリングパワーで本当のゴールを目指すべく、もてるスキルを動員する。
重い路面は前乗りで体重の移しかえで進んだり、軽い路面は後乗り回転を上げたペダリングで対応する。それでもイッパイイッパイの脚には、身体には苦痛が走る。
しかし、まだ辻浦選手は見える範囲にいる。彼も辛い筈だ、私も辛い、条件は一緒だ。追いつこう!と気合で追走する。気を取り直し諦めることなく前を追う。あと少し、あと少しだ、しかし思いは叶わず10数秒届かず2位となってしまった。

ゴール後冷静なりミスカウントのいくつかの外的状況、視界を遮る雨、霧により会場全体の雰囲気がつかめなかったこと、泥により視界を奪われ周回ボードも確認できなかったこと、実況放送も途切れがちで、音、ラスト周回を知らせる鐘の音、に似た音が耳に残っていたこと、手元のS725Xも泥で表示が見えなかったこと、見て、聞いて、感じる、全てが上手く機能しなかった中で、発生した思い違いだった。
去年には、レース中に情報提供をサポートしてくれるスタッフがいて、レース展開を組み立てる判断材料を抜群のタイミングで得ていたのだが、それを失ったことがこのような形で、大きな損失となっていることが、失敗から確認出来てしまった。

嘆いても失ったチャンスは帰ってこないので、次回レースでの必勝を期し、万策を尽くしていきたい。

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